名誉会長挨拶

 当三輪明神・大神神社は、本殿を設けず拝殿奥にある三ツ鳥居を通してご神体山三輪山を拝するという、日本古来の信仰形態を保ち、生活の守護神として今日まで全国各地から篤い信仰を集めてきました。
わが大美和青年会もこの大神神社の崇敬の念篤く、青年としての気概満ち溢れる若人が志を一つに参集し、熱誠奉仕を志して結成されました。
 青年会の奉仕活動は元旦暁闇の繞道祭たいまつ奉仕に始まり四季の移ろいと共に斎行される神社の祭典を中心に行われます。
 就中春の大神祭の神輿渡御における会員の熱意あふれる奉仕は氏子青年としての本来あるべき形態を示唆し、その最もふさわしい姿を表出しているものでありましょう。
 大美和青年会諸君は、日本の伝統的な遠い祖先からの信仰の美風を、力強く継承され、四季の祭礼に、心を一つに力を合わせて、真摯な氏子青年会活動を展開しており、会員諸君のその精励努力している姿には頭が下がる思いです。


                                     大神神社宮司 鈴木 寬治